マルチバッファ

Zed の提供する優れた機能の 1 つに、複数のファイルを同時に編集する能力があります。これを複数カーソルと組み合わせると、広範囲に及ぶリファクタリングが大幅に高速化されます。

マルチバッファでの編集

マルチバッファでの編集は、通常のファイルの編集と同じです。行った変更は、エディターの他の部分に開かれているそのファイルのコピーに反映され、すべてのファイルを editor: Save (macOS では cmd-s、Windows/Linux では ctrl-s、または Vim モードでは :w)で保存することができます。

マルチバッファ内では、複数のカーソルを使用してすべてのファイルを同時に編集すると便利な場合があります。いくつかのインスタンスを編集したい場合は、マウス(macOS では option-クリック、Windows/Linux では alt-クリック)またはキーボードで選択できます。 カーソルの下の単語の次のマッチを選択します。macOS では cmd-d、Windows/Linux では ctrl-d、または Vim モードでは gl

一致するすべてのファイルを編集したい場合は、editor: Select All Matches コマンドを実行して選択できます(macOS の場合は cmd-shift-l、Windows/Linux では ctrl-shift-l、Vim モードでは g a)。

検索を開始するには、pane: Toggle Search コマンドを実行します(macOS の場合は cmd-shift-f、Windows/Linux では ctrl-shift-f、Vim モードでは g/)。検索が完了すると、結果が新しいマルチバッファーに表示されます。プロジェクト全体で一致する各行に 1 つの抜粋があります。

診断

言語サーバーがインストールされている場合は、診断ペインにプロジェクト全体のすべてのエラーが表示されます。ステータスバーのアイコンをクリックするか、diagnostcs: Deploy コマンド(macOS では cmd-shift-m、Windows/Linux では ctrl-shift-m、Vim モードでは :clist)を実行して開くことができます。

参照の検索

言語サーバーがインストールされている場合、カーソルの下にあるシンボルへのすべての参照をeditor: Find Referencesコマンド(macOSの場合はcmd-click、Windows/Linuxの場合はctrl-click、Vimモードの場合はg A)で見つけることができます。

言語サーバーによっては、editor: Go To Definitioneditor: Go To Type Definitionなどのコマンドでも、複数の可能な定義がある場合はマルチバッファーが開きます。